臨床研修医
・専攻医

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看護部

耳鼻いんこう科

耳鼻いんこう科

午前 滝本
嶋田
辻村
中川
嶋田
滝本
辻村
幼児難聴(中川)
嶋田
処置
(手術)
阪大医師
交替制
(手術)
阪大医師
処置
(手術)
午後 めまい外来

(滝本)

嶋田
辻村
アレルギー
補聴器外来
補聴器外来 (手術) (手術)

外来診療を、予約のある再診患者様、または、紹介状をお持ちの初診患者様のみとさせていただきます。初診時には「かかりつけ医」に相談の上、紹介状をご持参ください。

診療内容

 当科では耳鼻いんこう・頭頸部(甲状腺・副甲状腺含む)領域の手術を主に行い、扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎などの救急疾患、突発性難聴、顔面神経麻痺等に対する入院治療を行っております。コロナ禍で手術件数は減少しておりますが、比率としては変らず内視鏡下副鼻腔手術(86件、その他鼻科手術計313件)が最も多く、その他、扁桃など咽頭手術(123件)、耳下腺・顎下腺・甲状腺などの頸部手術(43件)耳疾患に対する鼓室形成術など(84件)を行っております。鼻・副鼻腔の3泊4日短期手術も施行しております。
  ICU等でコロナ患者も含めた人工呼吸器管理中の患者さまの気管切開術や、悪性リンパ腫等の診断目的に頸部リンパ節生検術も行っております。

主な疾患

鼻副鼻腔疾患:鼻副鼻腔悪性腫瘍※、好酸球性副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、副鼻腔乳頭腫、アレルギー性鼻炎、嗅覚障害、眼窩吹き抜け骨折、慢性涙嚢炎・鼻涙管閉塞(狭窄)症、鼻出血
耳疾患:突発性難聴、顔面神経麻痺、慢性中耳炎(鼓膜穿孔)、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、先天性耳瘻孔(耳瘻管)、耳性めまい症(良性発作性頭位眩暈、メニエール病)
咽頭疾患:扁桃肥大、慢性(習慣性)扁桃炎、アデノイド増殖症、閉塞性睡眠時無呼吸、扁桃周囲膿瘍、上・中・下咽頭癌※
喉頭疾患:喉頭癌※、声帯ポリープ、声帯麻痺(反回神経麻痺)、急性喉頭蓋炎
頭頸部・甲状腺疾患:耳下腺腫瘍、甲状腺癌、甲状腺良性腫瘍、副甲状腺腺腫、顎下腺腫瘍
※一部の甲状腺癌を除く、悪性腫瘍の治療につきましては、大阪大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科に紹介させていただきます。


【慢性鼻副鼻腔炎】
近年、好酸球性副鼻腔炎と呼ばれ、喘息や嗅覚障害を伴う難治性の副鼻腔炎が増加しております。内服薬等による保存的な治療で改善しない方には手術治療が必要となります。当科では部長の識名が大阪大学病院勤務時より高度な内視鏡下手術に取り組んでおり、ナビゲーションなど最新の機器を備えて内視鏡下鼻副鼻腔手術をおこなっております。手術は痛みのない全身麻酔で行い、また取り除く際の強い痛みの原因となるガーゼを詰めないなど、患者さんの負担の少ない手術方法にも取り組んでいます。副鼻腔手術直後は出血の可能性が高いことが知られています。そのため当院では患者さんの安全と安心のため、入院期間は通常約7日間としています。ただし、ご希望の方には仕事等への影響が少ないように、4日間の短期入院(木午後・入院、金・手術、日曜午前・退院)も導入しています。

【鼓膜穿孔、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎】
鼓膜に穴が開いていると、聴こえにくさだけでなく、慢性的に中耳炎を繰り返すことが多くなります。そのため、放置すると内耳に悪影響を与え、手術では改善できない難聴(感音性難聴)が徐々に進行します。慢性穿孔性中耳炎に対する手術では、手術によって鼓膜を再建(再生)させます。真珠腫性中耳炎では、真珠腫とよばれる腫瘤が、耳小骨や内耳(三半規管や蝸牛)、頭蓋底の骨を破壊して進行するため、様々な合併症を引き起こします。現在、手術以外の根本的な治療法はありません。当院では通常用いられる顕微鏡以外に、耳手術用内視鏡を併用して、真珠腫の完全摘出を行います。

【甲状腺・唾液腺・頸部腫瘤】
当科では、CT・MRI等の画像検査や採血検査に加え、超音波(エコー)検査を行いながら、細い針を用いて細胞を採取するエコーガイド下穿刺吸引細胞診検査を行い、正確な診断を行います。細胞診の結果、必要な場合には、リンパ節生検等(日帰り手術もしくは短期入院手術)も行います。唾液腺(耳下腺・顎下腺)の良性腫瘍には、ワルチン腫瘍や多形腺腫があり、特に多形腺腫は悪性化のおそれもあるため、手術が勧められます。甲状腺腫瘍や頸部の腫瘤についても細胞診で診断を行った上で、手術を行います。耳下腺手術における顔面神経や、甲状腺手術における反回神経(声帯を動かす神経)の温存のため、術中神経モニタリングを導入して安全・安心な手術につとめています。

【突発性難聴・顔面神経麻痺】
重症の高血圧や糖尿病などの合併症のために一般的なステロイド治療ができないことがあります。軽症であれば内分泌・代謝内科と共同での入院全身管理下のもと、ステロイド治療を行います。またステロイド治療ができない場合にはデフィブラーゼ投与治療を行っています。

【アレルギー性鼻炎】
問診・診察・アレルギー検査の結果をもとに診断を行います。内服・点鼻薬の治療については、かかりつけの耳鼻咽喉科医に紹介し、治療を継続していただきます。投薬治療で症状の改善が乏しい場合は、当科でのアルゴンプラズマレーザーやラジオ波(コブレ―ター)による鼻粘膜焼灼術(日帰り手術)や粘膜下下鼻甲介切除術、後鼻神経切断術(入院手術)を実施します。

【小児難治性中耳炎】
近年治療に抵抗して、長期化したり再発を繰り返したりするお子さんが増えています。抗生物質に頼りきる治療ではなく、生活改善指導から必要に応じては手術(鼓膜切開・鼓膜チューブ留置術・へんとうせん・アデノイド手術)に至るまで、病状に応じた丁寧な対応を心がけています。

【耳性めまい】
外来での赤外線フレンツェルCCDを用いた診察に始まり、聴力検査や各種平衡機能検査(起立性低血圧の検査、ENG検査、重心動揺検査、vHIT検査など)、さらには頭部MRI検査等の所見を総合的に判断して、めまいの責任病巣を検索していきます。

医療機関の先生方へ

 当科では完全紹介制を導入しており、先生方には紹介状作成のお手間を取っていただき、誠にありがとうございます。おかげさまで専門性の高い検査、診察、リハビリ指導が行えるようになり、ひとえに先生方のお力添えのおかげと感謝しております。
2019年度より当科専属の検査技師1名、言語聴覚士(ST)1名、2020年度より滝本医師の就任がありました。

 ①全国的に施行されている病院が少ない聴覚情報処理障害(APD)検査を開始、幼児の補聴器作成、装用指導、言語発達検査、言語リハビリ(2週間に1回程度の継続リハビリ)、吃音診察を行っております。
 ②鼻咽喉頭に関しては、嗅覚検査、味覚検査(北摂の公立病院では当科でのみ施行可能です)、狭帯域光強調観察(NBI)による悪性腫瘍の早期発見、嚥下リハビリ、音声リハビリを行っております。
 ③平衡機能検査(vHIT、ENG、重心動揺検査、中耳加圧治療、めまいリハビリ指導)、顔面神経麻痺に対する顔面リハビリ指導を行っております。診断、治療のみならず、リハビリ、療育まで一環して行える体制を構築しましたので、是非安心してご紹介ください。

施設認定

・日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設
・補聴器適合検査施設

スタッフ

名前 役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等 スタッフ画像
中川 あや
(なかがわ あや)
部長 めまい
幼児難聴
日本耳鼻咽喉科学会 認定専門医・補聴器相談医
日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門研修指導医
日本宇宙航空環境医学会 認定医
身体障害者福祉法第15条第1項指定医
日本めまい平衡医学会 認定めまい相談医
難病指定医
大阪大学医学博士
日本耳鼻咽喉科学会
耳鼻咽喉科臨床学会
日本めまい平衡医学会
日本小児耳鼻咽喉科学会
日本宇宙航空環境医学会
緩和ケア研修会 修了
滝本 泰光
(たきもと やすみつ)
部長 耳鼻咽喉科全般
めまい・平衡障害
顔面神経麻痺
難聴
日本耳鼻咽喉科学会 認定専門医・専門研修指導医
身体障害者福祉法第15条第1項指定医
日本めまい平衡医学会 認定めまい相談医
難病指定医
日本耳科学会
耳鼻咽喉科臨床学会
日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会
日本解剖学会
大阪大学医学博士
嶋田 琢磨
(しまだ たくま)
専攻医 耳鼻咽喉科一般 日本耳鼻咽喉科学会
緩和ケア研修会 修了
辻村 慶
(つじむら けい)
専攻医 耳鼻咽喉科一般 緩和ケア研修会 修了

手術応援医

名前 役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等 スタッフ画像
識名 崇
(しきな たかし)
手術応援医 耳鼻咽喉科全般
鼻副鼻腔手術
オスラー病
日本耳鼻咽喉科学会 認定専門医・補聴器相談医
日本耳鼻咽喉科学会 認定耳鼻咽喉科専門指導医
難病指定医
大阪大学医学博士
日本耳鼻咽喉科学会
日本鼻科学会
日本アレルギー学会
日本耳鼻いんこう科免疫・アレルギー学会
気道食道科学会

学術業績

著書・総説

著者 題名 雑誌名、巻号
司会:吉崎 智一、奥野 妙子、
シンポジスト:川島 佳代子、
識名 崇 、宮之原 郁代、古川 政樹、
浅野 雅世、中西 庸介
耳鼻咽喉科医として働く女と男の本音と建て前 日本耳鼻咽喉科学会会報
2019 年 122 巻 4 号
p. 409-415

学会発表

発表者 演題名 学会名、会場、日時
鶴田 幸之、識名 崇 バイポーラ―カットモードを用いた顕微鏡下口蓋扁桃摘出術とその成績 第29回日本頭頸部外科学会 
仙台
2019/1/24、25
鶴田 幸之、野口 夏衣、北山 一樹、
赤澤 仁司、前川 千絵、中川 あや、
識名 崇
当科外来での鼻出血への対応と止血成績 第350回日本耳鼻咽喉科学会大阪地方連合会
2019/9/7
鶴田 幸之、識名 崇 低温凝固電気メスを用いた鼻出血に対する焼灼止血術とその成績 第58回日本鼻科学会 
東京 
2019/10/3-5

研究会・講演会発表

発表者 演題名 学会名、会場、日時
識名  崇 教育講演「エキスパートに学ぶ Endoscopic Modified Medial Maxillectomy(EMMM)の基本」
大阪鼻副鼻腔疾患セミナー 2019
大阪新阪急ホテル
2019/3/8

識名  崇 内視鏡下鼻副鼻腔手術の基本手技: 協力講師  第33回日本耳鼻咽喉科学会専門医講習会2019/11/16,17
識名  崇 耳鼻咽喉科医として働く女と男の本音と建て前 第120回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会
2019/5/10
  • 当院のがん治療
  • 不整脈治療(アブレーション)
  • ヘルニア外来
  • 肛門疾患
  • 下肢静脈瘤
  • 眼瞼下垂
  • 糖尿病治療
  • 脊椎疾患
  • 閉塞性動脈硬化症(血行再建)
  • 狭心症治療経皮的冠動脈形成術
  • 人工膝関節置換術
  • 腹腔鏡下肝切除
  • 大腸がん治療
  • 大腸がん内視鏡治療
  • めまい
  • 不妊治療
  • ご寄付のお願い
  • 日本医療機能評価機構認定
  • JCEP
  • 病院指標(DPC)指標
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