現在 市立池田病院では、以下の治験を実施しております。興味をお持ちの方は臨床研究管理部までご連絡ください。
疾患名 | 実施科 |
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糖尿病性腎臓病 (募集は終了しております) | 腎臓内科/内分泌・代謝内科 |
治療に参加するには、それぞれの治験において参加基準があります。参加を希望されても参加基準に合わなかったり予定の人数に達していた場合、募集期間が終了している場合には参加頂けない場合があります。
上記全てを満たすことが条件であり、その他にもいくつかの基準がございます。それらの基準に合わない場合は参加いただけませんのであらかじめご了承ください。
当院の治験、臨床研究(※)に関するお問い合わせ窓口
TEL 072-754-6773(月~金 9:00より16:00まで)
FAX 072-754-6926
※ お問い合わせの内容により、回答までにお時間を頂くことがあることを御了承下さい。
市立池田病院では、より良い医療を提供する目的でさまざまな臨床研究を行なっています。臨床研究は市立池田病院治験審査委員会または倫理委員会の審議を経て、病院長が承認した後実施されます。臨床研究の内容によっては、当院で治療を受けられた患者さまの診療録等(診療の経過、診察所見、検査結果、画像、心電図、血液、あるいは手術などで取り出した病理組織等を含む)に記載された情報を、個人が特定できないように匿名化したうえで使用させていただくことがあります。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
臨床研究における診療情報の使用について同意されない場合は、その旨を主治医または診療科までお申し出ください。
詳細検索で病院名に「池田」と入力してください。
下記の研究は予め診療で得られた情報を使用して行う研究です。
使用の際には個人が特定できないように匿名化し、十分に配慮して使用いたします。
患者さまのなかで以下の研究に使用してほしくないとお考えの方は各研究の相談対応窓口もしくは主治医にご連絡ください。
研究番号 | 3278 |
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課題名 | B型慢性肝炎症例に対する ペグインターフェロン単独治療の有用性についての検討 |
研究内容 | 大阪大学消化器内科を中心とした多施設共同研究です。 B型慢性肝炎症例に対するペグインターフェロン単独治療の抗ウイルス効果ならびに発癌抑制効果について検討します。 |
対象 | 当院で過去にB型慢性肝炎治療でペガシス注(ペグインターフェロンα-2a)を使用した患者さまで現在当院消化器内科を受診されていない方 |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3279 |
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課題名 | C型慢性肝疾患に対する抗ウイルス療法に伴うB型肝炎ウイルス動態の検討 |
研究内容 | 過去にB型肝炎ウイルスに感染した方が、C型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス療法を行うとB型肝炎ウイルスが再活性化する可能性があることが報告されています。しかし、現在のところその頻度や関連因子など不明です。本臨床研究ではB型肝炎ウイルス既感染患者さまがC型肝疾患における抗ウイルス療法を行った際のB型肝炎ウイルスの変動の実態を明らかにすることを目的としています。 当院でC型慢性肝炎の経口剤治療を受けた際に大阪大学の臨床研究にご同意いただいた方は既に保存血清や肝生検を実施した場合は肝組織を大阪大学に提出しております。今回はその血清もしくは組織を使用して新たな研究を行います。 |
対象 | 当院でC型慢性肝炎の経口剤治療を受けた方で、大阪大学消化器内科の臨床研究に同意された方で、B型肝炎ウイルスの検査が陽性の方 |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3245 |
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課題名 | 非アルコール性脂肪性肝炎患者における長期予後の検討 |
研究内容 | 大阪大学医学部消化器内科との共同研究です。糖尿病や高脂血症など肥満と関連ある疾患メタボリックシンドロームによる肝臓の病気と考えられている非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の治療の経過等を追跡させていただきます。 診療におけるあなたの検査値、使用薬剤、経過のデータを大阪大学に匿名化して送ります。また肝生検時の組織も一部大阪大学に匿名化して提出します。 |
対象 | 当院で2009年3月までに肝生検でNASHと診断された患者さま |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3321 |
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課題名 | ペグインターフェロン・リバビリン併用療法後の予後についての検討 |
研究内容 | 2011年3月末までに当院においてペグインターフェロン・リバビリン併用療法を行った患者さまの臨床経過について阪大関連施設のデータを集約します(全部で4500例)。 |
対象 | 当院消化器内科で2011/3までに慢性C型肝炎治療でペグインターフェロン・リバビリン併用療法を行った患者さま。 |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3327 |
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課題名 | 下部直腸癌における側方リンパ節転移の術前診断システムの構築 |
研究内容 | 直腸癌の手術時に摘出した癌組織の中のEMASTという物質を測定します その測定値と直腸癌の側方リンパ節への転移とに関連性がないかを調べます。関連性が見つかれば、側方リンパ節を廓清する際の指標にできると予想しています。 |
対象 | 2008年1月から2017年12月までに 当院で下部直腸癌の手術を行った方 |
相談窓口 | 消化器外科 宗方 幸二 |
研究番号 | 3330 |
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課題名 | 切除不能進行・再発胃癌を対象としたNivolumabの治療効果を予測する バイオマーカーの探索研究 |
研究内容 | 胃癌に2017年9月に承認された免疫チェックポイント阻害薬オプジーボ(Nivolumab)を使用した患者さんの胃癌診断時もしくは手術時摘出の腫瘍組織の一部を共同研究期間である大阪大学大学院 消化器外科学に提出し、免疫組織化学染色を行い、オプジーボの治療効果を予測するバイオマーカーの探索を行います |
対象 | 2017年9月以降に当院でオプジーボ注(ニボルマブ)療法を実施した患者さま |
相談窓口 | 消化器外科 赤丸 祐介 |
研究番号 | 3343 |
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課題名 | ステロイド依存性・抵抗性の炎症性腸疾患に対する薬剤選択に関する多施設後ろ向き観察研究(OGF1809) |
研究内容 | ステロイド依存性・抵抗性の炎症性腸疾患に対する薬剤選択に関する多施設後ろ向き観察研究(OGF1809) PDFファイル325KB |
対象 | 当院消化器内科で潰瘍性大腸炎もしくはクローン病と診断されており、2010年1月〜2018年12月までに生物学的製剤を含む新規薬剤の投与を開始された16歳以上の方 |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3345 |
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課題名 | 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築 |
研究内容 | 【ファイル参照】 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築 PDFファイル199KB |
対象 | 2019年4月より2022年12月までに市立池田病院消化器内科において内視鏡検査・治療を受けた方 |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3349 |
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課題名 | 内科系医療技術負荷度調査 |
研究内容 | 【ファイル参照】 本研究協力施設に入院された患者さまへ DPCデータ(臨床データ)利用のお願い PDFファイル263KB |
対象 | 2018年4月1日から2018年9月30日の間に当院に入院されていた患者さま |
相談窓口 | 総長 今井 康陽 |
研究番号 | 3350 |
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課題名 | 非乳頭部十二指腸腺腫経過観察例に関する多施設共同後ろ向きコホート研究 |
研究内容 | 近年、内視鏡の発達により非乳頭部十二指腸腫瘍が発見される頻度は増加していますが、胃や大腸の腫瘍性病変と比較すると発生頻度が極めて低いため、治療方針は未だ確立されていません。特に生検で「腺腫」と診断された病変を治療するかどうかは、各施設間および症例ごとでも方針が異なっているのが現状です。そこで本研究では、生検で腺腫と診断された非乳頭部十二指腸腫瘍のうち、経過観察された病変を多施設で後ろ向きに見直し、最終的に癌に進展しうる病変の特徴や、経過観察が許容される病変の特徴を明らかとすることを目的としています。 |
対象 | 2010年4月~2016年3月の6年間に、当院で生検にて新規に非乳頭部十二指腸腺腫と診断された方で その後当院で3ヶ月以上観察を行った20歳以上の方 |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3352 |
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課題名 | 初発肝癌の特徴の経時的推移の検討 |
研究内容 | 【ファイル参照】 初発肝癌の特徴の経時的推移の検討 PDFファイル183KB |
対象 | 2004年から2018年に初めて肝細胞癌の治療を当院で行った方 |
相談窓口 | 消化器内科 福田 和人 |
研究番号 | 3353 |
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課題名 | 早期胃癌内視鏡治療後の異時性多発癌に対するヘリコバクター・ピロリ除菌の長期的発癌抑制効果に関する多施設共同後ろ向きコホート研究 |
研究内容 | 早期胃癌の内視鏡治療する際にヘリコバクター・ピロリ陽性だった患者さんで、その後の除菌が異時性多発癌を長期的に抑制できるかを検討します。 |
対象 | 2003年4月~2010年12月までに当院で分化型早期胃癌の治療を行ったヘリコバクター・ピロリ陽性の患者さま(ご自分が該当するかどうかは主治医、もしくは相談窓口にお尋ねください) |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3356 |
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課題名 | 本邦における精巣腫瘍患者レジストリの作成およびコホート研究の基盤創出 |
研究内容 | 大阪大学大学院医学系研究科泌尿器科学を中心とした研究です。 本邦における希少疾患である精巣腫瘍患者の大規模レジストリを作成し、治療の実際、予後、経過観察の方法を把握することで、適切な治療方法、経過観察方法を明らかにすることを目標とします。さらに今後の詳細な検討を要する内容も明らかにし、そのコホート研究の基盤とします。 |
対象 | 1970年以降に、当院で精巣腫瘍(胚細胞腫瘍)に対して手術を行い手術時に転移がなかったと判断される患者さま |
相談窓口 | 泌尿器科 井上 均 |
研究番号 | 3359 |
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課題名 | 「胃切除患者に対する積極的な栄養介入効果に関するランダム化比較試験」の追跡調査 |
研究内容 | 【ファイル参照】 |
対象 | 「胃切除患者に対する積極的な栄養介入効果に関するランダム化比較試験」に同意いただき参加中の患者様 |
相談窓口 | 消化器外科 赤丸 祐介 |
研究番号 | 3364 |
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課題名 | 肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術における治療効果・予後予測因子の後向き検討 |
研究内容 | 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学の多施設共同研究に参加 【目的】肝細胞癌に対する分子標的治療薬の選択肢が増えたことにより、より厳密に個々の症例に応じた治療戦略や予後予測が要求されています。肝動脈化学塞栓術(TACE)はintermediate stage(腫瘍の最大径が3cm以下かつ個数が3個以下、もしくは単発5cm以下を逸脱する)の肝細胞癌に対する標準治療の一つですが、TACEの治療効果が不良となる症例をあらかじめ予測して、いかに適切な時期に分子標的治療薬を導入するかということが今後は重要になると考えられます。本研究においては、多施設共同研究にてintermediate stageの肝細胞癌に対してTACEを施行した症例を後向きに集積して、全生存率やTACEの治療成績、肝予備能への影響を評価し、TACE不応を予測する因子について明らかにすることを目的としています。 【方法】本研究では、通常診療で取得された診療情報より下記観察・測定項目を調査し評価項目を検討します。情報:肝癌診断日・治療日、生年月日(もしくは診断時年齢)、病歴など患者情報、身体所見、臨床検査結果、画像検査、治療内容・治療後の経過 等 |
対象 | 2009年1月より2018年12月までに初発のintermediate stageの肝細胞癌に対して当院でTACEを施行された方(50例) |
相談窓口 | 消化器内科 福田 和人 |
研究番号 | 3368 |
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課題名 | 経口抗凝固薬により治療された心房細動患者に対するレトロスペクティブな診療録調査 |
研究内容 | 【ファイル参照】 |
対象 | 2010/1/1-2017/12/31に当院で心房細動の治療のために新たにワルファリン又はアピキサバンの投与を開始した患者さま(他の抗凝固薬からの切替の方は除きます) |
相談窓口 | 循環器内科 二宮 智紀 |
研究番号 | 3369 |
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課題名 | レセプト及びDPCデータを用いた循環器疾患における医療の質の向上に資する研究 |
研究内容 | 添付ファイル参照「循環器疾患診療実態調査について」 |
対象 | 添付ファイル参照「循環器疾患診療実態調査について」 |
相談窓口 | 循環器内科 北川 元昭 |
研究番号 | 3374 |
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課題名 | 胃静脈瘤に対するバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)施行症例の多施設共同後向き研究 |
研究内容 | 【ファイル参照】 |
対象 | 2004年1月1日から2019年3月31日までに胃静脈瘤に対し初回BRTOを施行した患者さま |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3375 |
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課題名 | 門脈血栓症に対する血栓溶解療法の治療効果についての検討 ―多施設共同研究― |
研究内容 | 【ファイル参照】 |
対象 | 2015年1月1日から2017年12月31日までに門脈血栓症に対して血栓溶解療法を開始した慢性肝疾患の患者さま |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3376 |
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課題名 | 側方進入椎体間固定術の合併症のデータベース構築に関する研究 |
研究内容 | 【ファイル参照】 |
対象 | 2018年1月1日から2022年12月31日までに当院で側方進入椎体間固定術を受けた患者さま |
相談窓口 | 整形外科 大河内 敏行 |
研究番号 | 3380 |
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課題名 | 肥満大腸癌患者に対する腹腔鏡下手術の腫瘍学的安全性を評価する後ろ向き試験 (LOVERY Study) |
研究内容 | 【ファイル参照】 |
対象 | 2009年1月~2013年12月に当院で大腸癌の手術を受けられた患者様 |
相談窓口 | 消化器外科 宗方 |
研究番号 | 3382 |
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課題名 | 腹腔鏡下直腸癌切除における技術認定医手術参加の有用性に関する検討 The Study investigating the Impact of Endoscopic Surgical Skill Qualification in Laparoscopic Resection for Rectal Cancer in Japan (EnSSURE study) |
研究内容 | 腹腔鏡下大腸切除における内視鏡外科技術認定医が手術に参加することの短期及び長期の患者アウトカムに与える影響を検討する事を目的とし、当院で2014年1月1日から2016年12月31日までの3年間にステージⅡ-Ⅲの直腸癌に対し手術を受けた患者さんの以下のカルテ情報を利用します。 施設の種類、規模、患者さんの年齢、性別、BMI、ASA、術前腸閉塞有無、腫瘍主座、初診時ステージ、T因子、N因子、術前治療(なし/NAC/CRT)術者助手の認定取得有無、術式、IMA高位結紮、側方郭清、脾弯曲授動、吻合方法、diverting stoma有無、合併切除、手術日、手術時間、出血量、術中合併症、開腹移行、術後全合併症、退院日、腫瘍最大径、組織型、病理学的ステージ、T因子、N因子、ly因子、 v因子、R、リンパ節採取個数、術後補助療法有無内容、転機、最終確認日、再発が確認された日、初発再発形式 |
対象 | 当院で、2014年1月1日から2016年12月31日までの3年間にステージⅡ-Ⅲの直腸癌に対し腹腔鏡手術を受けた患者さん。 |
相談窓口 | 消化器外科 宗方 幸二 |
研究番号 | 3383 |
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課題名 | 核酸アナログ投与中のB型肝炎症例におけるHBV関連マーカーと発癌率の関連についての研究 |
研究内容 | B型肝炎における抗ウイルス治療の目的は主に発癌抑制であり、抗ウイルス治療によりHBV DNAが低下し肝炎が鎮静化することで発癌抑制効果が得られると考えられています。抗ウイルス治療薬の一つである核酸アナログはHBVの逆転写酵素阻害薬であり、現在わが国で広く用いられている治療法です。核酸アナログ製剤は強力なウイルス複製抑制効果を発揮し血中HBV DNAを効率よく低下させますが、肝細胞内のウイルスに対する作用が弱いため発癌抑制効果が不十分である可能性があります。本研究では、核酸アナログ治療中のB型肝炎症例におけるHBV関連マーカーと発癌率の関連について検討するために、保存血清ならびに採血時の余分血液を用いて核酸アナログ開始後のHBV関連マーカーを測定し、核酸アナログ治療中のHBV関連マーカーの変動と発癌との関連について検討します。 本研究ではB型慢性肝炎患者さんの治療経過を研究対象とします。 プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。 |
対象 | 核酸アナログを1年以上投与されているB型慢性肝炎患者さんを対象とします。 (除外基準) 1) 20歳未満 2) 妊娠中および授乳中の女性 3) HCV/HDV/HIVなど他の肝炎ウイルス感染例 4) 他の慢性肝疾患症例 (自己免疫性肝炎、アルコール性肝炎など) 5) 重篤な他臓器疾患合併症例、ならびに免疫不全状態にある症例 6) 研究責任(分担)医師が不適と認めた者 |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3384 |
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課題名 | 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究 |
研究内容 | 添付ファイル参照 |
対象 | 2020年4月~2030年3月の間に市立池田病院 整形外科において、運動器の手術(人工関節手術、関節鏡視下手術、脊椎手術、骨折治療)を受けられた方 |
相談窓口 | 整形外科 大河内 敏行 |
研究番号 | 3385 |
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課題名 | 「胃癌術後炎症反応に関する多施設共同後ろ向き調査研究」の追跡調査 |
研究内容 | 2008年1月1日より2010年12月31日までにR0切除を行ったpT2以深の初発胃癌症例を対象に治癒切除が行われた症例において、術直後(術後3日目(±1日)および血清CRP・Alb最悪値)GPSと無再発生存期間、全生存期間、疾患特異的生存期間との関連性について明らかにする。 |
対象 | 2008年1月1日より2010年12月31日までに当院での初発胃癌の切除を行った患者様 |
相談窓口 | 消化器外科 部長 赤丸 祐介 |
研究番号 | 3387 |
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課題名 | C型慢性肝疾患に対する抗ウイルス療法後の予後についての検討 |
研究内容 | C 型肝炎ウイルスの持続感染により、慢性肝炎から肝硬変、肝細胞癌といった致命的な病態に進展しますが、インターフェロンを用いた抗ウイルス療法によるC 型肝炎ウイルス排除によって肝細胞癌の発症が低下します。しかし、C 型肝炎ウイルス排除後に肝細胞癌を発症する症例や、また、ウイルス排除後に肝疾患が進展する症例が少なからず存在します。そのような、C 型肝炎ウイルス排除後に肝疾患が進展する症例の特徴を明らかにする必要があります。近年、HCV複製を選択的に阻害するHCV選択的抗ウイルス剤(direct acting anti-virals: DAAs)の登場により、ウイルス排除率は著明に改善しました。しかし、DAAによるウイルス排除後症例には肝細胞癌の高リスク群である高齢者や肝線維化進展例が多く含まれており、それらの症例における予後を検討していく必要があります。本研究では、抗ウイルス療法を行ったC 型慢性肝疾患患者を対象とし、肝細胞癌の発生や肝線維化進展を含む予後に関連する因子を明らかにすることを目的として、同療法が施行された患者群の予後を検討します。 |
対象 | 2014年7月1日以降に抗ウイルス療法が開始された、あるいは2014年7月1日以降に下記のいずれかの研究に登録されたC型慢性肝疾患の方 C 型慢性時間疾患に対するシメプレビル・ペグインターフェロン・リバビリン療法の治療効果ならびに安全性についての検討 Genotype1型C 型慢性肝疾患に対するダクラタスビル・アスナプレビル療法の治療効果ならびに安全性についての検討 Genotype2型C 型慢性肝疾患に対するソホスブビル・リバビリン療法の治療効果ならびに安全性についての検討 Genotype1型C 型慢性肝疾患に対するレジパスビル・ソホスブビル療法の治療効果ならびに安全性についての検討 Genotype1型C 型慢性肝疾患に対するパリタプレビル・オムビタスビル療法の治療効果ならびに安全性についての検討 Genotype1型C 型慢性肝疾患に対するエルバスビル・グラゾプレビル併用療法の治療効果ならびに安全性についての検討 C型慢性肝疾患に対するインターフェロン・フリー治療の治療効果ならびに安全性についての検討 |
相談窓口 | 消化器内科 今井 康陽 |
研究番号 | 3391 |
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課題名 | COVID-19に関するレジストリ研究 (COVID-19 Registry) |
研究内容 | 添付ファイル参照 |
対象 | 2020年1月1日以降にCOVID-19と診断された方 |
相談窓口 | 呼吸器内科 橋本 重樹 |
研究番号 | 3394 |
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課題名 | 非アルコール性脂肪性肝疾患の診断・病態進展バイオマーカー探索 |
研究内容 | 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)とは、近年生活様式の欧米化とともに著しく増加している疾患であり、過度な飲酒がないにもかかわらず、肝細胞に脂肪が沈着して肝障害を引き起こします。NAFLDのうち約10-20%の症例は非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼ばれ、肝臓での慢性炎症が持続することで肝線維化が進展し、致死的な肝硬変や肝癌発症へと至ります。そこで、NAFLDにおいて、病勢進行が生じない単純性脂肪肝(NAFL)とNASHを適切に鑑別し、病態の進展と相関する肝線維化状態を把握することは極めて重要であります。NASHの診断や肝線維化状態の診断におけるゴールドスタンダード検査は経皮的肝生検でありますが、侵襲的である点やサンプリングエラーの問題などから非侵襲的で信頼性の高いバイオマーカーの開発が求められています。我々は、これまでの先行研究によりNASHの診断や病態進展バイオマーカーとなりうる候補分子を多数同定しております。そこで、本研究計画では多施設から収集したNAFLD症例の臨床試料・情報を用いて、これらのバイオマーカー候補の検証を行います。 |
対象 | 当院で肝生検により確定診断を受けた20歳以上の非アルコール性脂肪性肝疾患の方 |
相談窓口 | 消化器内科 澤井 |
研究番号 | 3395 |
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課題名 | Droplet digital PCR 法による治療前EGFR T790M 陽性の非小細胞肺癌におけるEGFR-TKI の有効性を検討する多施設共同後ろ向き観察研究(WJOG13319L) |
研究内容 | 治療前検体を用いたDroplet digital PCR 法によるEGFR exon20 T790M 変異の陽性と陰性患者さんにおけるEGFR チロシンキナーゼ阻害剤の治療成功期間を比較検討し、治療前検体におけるT790M 変異検出の意義を明らかにします。 本研究は,診療録(カルテ)と腫瘍由来のDNA 検体から得られた臨床データを利用して研究を行います。臨床データとしては以下を使わせて頂き、それぞれの関連を検討させて頂きます。個人を特定可能な情報は解析に用いません。 (使用する臨床データ) 年齢、パフォーマンスステータス、性別、喫煙歴、組織型、EGFR 遺伝子変異の種類、初回治療開始時の臨床病期分類、脳転移の有無 初回EGFR チロシンキナーゼ阻害剤の種類、投与開始日、治療ライン、投与中止日、中止の理由腫瘍増悪日、転帰 Droplet digital PCR 法によるEGFR exon20 T790M 変異の頻度 |
対象 | 2015年4月以降に採取された検体においてEGFR遺伝子変異検査でexon19 deletion 又はexon21 L858R が陽性であることが確認され当院でEGFR チロシンキナーゼ阻害剤が初回、又は細胞障害性抗がん剤による化学療法に続いて2 次治療として投与された患者さん |
相談窓口 | 呼吸器内科 田幡 江利子 |
研究番号 | 3396 |
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課題名 | トラスツズマブ治療歴のあるHER2陽性切除不能進行・再発胃癌患者に対する3次治療以降の単剤治療成績に関する後向き観察研究(HER2GC-Retro-DS) |
研究内容 | 【目的】トラスツズマブ治療歴のあるHER2陽性胃癌患者に対する3次以降の単剤治療(ニボルマブ,イリノテカン,トリフルリジン・チピラシル)の治療実態を明らかにし、よりよい胃癌治療の提供を目的とする。 【研究の方法】対象患者の診療録より背景情報や治療データ等臨床情報の収集を行い、後方視的解析を行う。 【研究の期間】研究許可日~2021年3月31日 【研究に用いる情報の種類】 ①患者基本情報:生年月、性別 ②疾患情報:手術状況、HER2ステータス、転移部位、術前・術後及び再発以降の治療歴、等 |
対象 | ① HER2陽性胃癌で過去にトラスツズマブによる薬物療法を受けており、切除不能進行・再発と診断された後、当院で2017年9月22日~2020年3月31日までにニボルマブ,イリノテカン,トリフルリジン・チピラシルのいずれか単剤での3次治療以降の薬物療法を受けた方 ② ①の単剤治療開始時に年齢20歳以上の方 |
相談窓口 | 消化器外科 赤丸 祐介 |
研究番号 | 3402 |
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課題名 | アレルギー性気管支肺真菌症 第2回全国実態調査 |
研究内容 | 【目的】厚生労働科学研究費補助金に基づく難治性疾患等克服研究事業の一環として、全国のアレルギー性気管支肺真菌症(ABPM)および真菌(アスペルギルス)感作喘息の患者さんのデータを集計させていただき、本邦の実情を調査します。 日本呼吸器学会および日本アレルギー学会の認定施設161施設が参加予定です。 【研究に用いる診療情報等の項目】 診療記録から、症状や経過、治療内容、血液・呼吸機能検査や胸部の画像検査(X線・CT)のデータを収集します。 【利用期間(研究実施期間)】 2020年 8月31日(承認日) から 2021年12月31日 まで |
対象 | 2014年1月1日 から 2019年12月31日 までの間に、当院呼吸器内科を受診したABPMおよび真菌(アスペルギルス)感作喘息の患者さま |
相談窓口 | 呼吸器内科 橋本 重樹 |
研究番号 | 3410 |
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課題名 | ベストマルチフィクセイションヒップスクリューネイルシステムの有効性と安全性の検討 |
研究内容 | 大腿骨転子部骨折、大腿骨転子下骨折の治療においては広く髄内釘が使用されている。術後安定性を得るための整復の評価として整復分類が報告されており、この分類は術後成績に相関があると報告されている。この分類と関連してラグスクリューのテレスコープがコントロールされているかを探索し、本医療機器が有効に活用されているかを検証する。 |
対象 | 当院において手術を行う大腿骨頚基部骨折、大腿骨転子部骨折、大腿骨転子下骨折患者さま |
相談窓口 | 整形外科 若林 元 |
研究番号 | 3413 |
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課題名 | 直腸脱の手術成績に関する後ろ向き研究 |
研究内容 | 直腸脱に対する治療は基本的に手術ですが、現在数多くの術式が存在します。また、どの術式においても再発率の高さが問題となっており、改善が望まれているところです。今回、直腸脱診療の現状を把握し、術式の選択や再発率などを検討するために多施設で実施症例のデータを集めて検討します。 |
対象 | 2017年1月から2020年1月の期間に当院で初発直腸脱に対して手術加療を受けた患者さま |
相談窓口 | 消化器外科 宗方 幸二 |
研究番号 | 3414 |
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課題名 | 大腸癌肝転移における後方視的予後解析 |
研究内容 | 添付ファイル参照「大腸癌肝転移における後方視的予後解析」 |
対象 | 2015年1月1日から2016年12月31日までに、当院において大腸癌肝転移に対して肝切除術を施行した患者さま |
相談窓口 | 消化器外科 太田 博文 |
研究番号 | 3418 |
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課題名 | 膵癌術後の肺結節影に対する外科的切除に関する多施設共同後方視的観察研究 |
研究内容 | 大阪大学呼吸器外科が中心となり行う観察研究です。 添付ファイル参照「膵癌術後の肺結節影に対する外科的切除に関する多施設共同後方視的観察研究」 |
対象 | 2009年1月1日から2019年12月31日までに当院で膵癌術後の肺結節に対して根治目的に肺切除術をおこなった患者さま |
相談窓口 | 呼吸器外科 須崎 剛行 |
研究番号 | 3420 |
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課題名 | 自己免疫性膵炎診療に関する多施設共同観察研究 |
研究内容 | 大阪大学消化器内科および関連施設でおこなう多施設共同研究です。 自己免疫膵炎の診療の現状を把握し、自己免疫性肝炎のステロイド治療と寛解・再燃率・膵機能の経過、副作用との関係を明らかにします。 |
対象 | 2011年4月1日から2021年3月31日までに当院で自己免疫性膵炎(AIP臨床診断基準2011または2018で疑診以上)と診断し治療を行った20歳以上の患者さま |
相談窓口 | 消化器内科 中原 |
研究番号 | 3421 |
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課題名 | 背景膵に嚢胞を伴う膵癌における経過観察間隔と予後の解析 |
研究内容 | 添付ファイル参照「背景膵に嚢胞を伴う膵癌における経過観察間隔と予後の解析」 |
対象 | 2010年1月~2018年12月に当院で病理学的膵癌と診断され、膵癌の病理診断から3年前までに撮像された画像検査で5mmを超える膵嚢胞を認める患者さん |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3422 |
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課題名 | 胆汁漏に対する経乳頭的ドレナージの有用性に関する検討 |
研究内容 | 胆汁漏は胆汁が正常胆管外に漏出する病態で、肝・胆道系手術や外傷性肝損傷に合併することが多い疾患です。最近、治療として内視鏡的経乳頭的ドレナージが多く行われており、その有用性が示されています。胆汁漏に対する経乳頭的ドレナージの現状を把握し、ドレナージ方法の違いやEST併施の有無での短期臨床的成功率や完全臨床成功率治療効果及び偶発症の頻度の比較を行うことでより安全で効果的な経乳頭的ドレナージ術の方法を明らかにすることを目的としています。 方法:対象患者さまの胆汁漏治療の情報を大阪大学に提出します。 |
対象 | 2014年4月から2019年3月の期間に、胆汁漏に対して内視鏡的経乳頭的ドレナージを施行した患者さま |
相談窓口 | 消化器内科 中原 征則 |
研究番号 | 3423 |
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課題名 | 局所進行再発大腸癌における後方視的予後解析 |
研究内容 | 大阪大学消化器外科と関連施設で行う研究です 目的:本研究の目的として、局所進行再発大腸癌のうち根治切除を施行した症例において、術後合併症、無再発生存期間および全生存期間に関わる因子の同定を行います。 方法:患者基本情報(性別、生年月日等)、原発巣総合情報、原発巣病理情報、原発巣術後に関する情報、原発巣術後補助化学療法情報、再発診断時情報、再発切除前治療情報、再発術前情報、再発手術前情報、再発手術情報、再発巣病理情報、再発切除後補助療法情報、予後情報などを診療記録で収集します。術後合併症、無再発生存期間、全生存期間に関する因子を検討します。 |
対象 | 2000年4月1日から2020年3月31日までに、参加施設において局所進行再発大腸癌に対して根治切除術を施行した患者さん |
相談窓口 | 消化器外科 太田 |
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