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看護部

外来化学療法センター

はじめに

外来化学療法センターでは特に抗がん剤による薬物療法(化学療法)及びその副作用をできるだけ軽減する為の支持療法を中心に緩和ケアも含めて全人的医療を目指しています。
患者さまにとって、安全・安心(ストレスが軽減できる)な医療とケアを目標としています。
化学療法を行うためには抗がん剤に精通した専門の医師、薬剤師、看護師と、がん患者さんを身体的・精神的にケアするためのスタッフがチームを組んでいます。

外来化学療法センター長太田 博文

診療内容・特徴

外来化学療法センターとは?

外来通院で悪性腫瘍(及び一部の免疫療法)に対する治療を受けていただく場所です。
入院で行なっていた治療を、外来で行えるよう安全かつ安心できるシステムを整備したことにより、自宅で普段の生活をしながら、または仕事をしながら、がん医療を受けることができます。このシステムによって患者さまやご家族の生活の質(QOL)の向上が望めるようになりました。

開設:平成17年1月

 

ベッド数:11台(リクライニングシ-ト9台、ベッド2台

 

医療チ-ム:
がんの診療に携わるすべての診療科の医師、専任看護師、専任薬剤師他,がん専門薬剤師、がん専門看護師、がん化学療法看護院内認定看護師、臨床検査技師、医事担当などによる密接な連携チーム。
*当院は外来化学療法加算1の診療報酬施設基準を満たしています。

化学療法とは?

化学療法剤といわれる薬を使って,正常でなくなった細胞(悪性腫瘍)を治療する方法です。
注射薬や内服薬を使って決められたスケジュ-ルで治療を行なうことで効果を期待しますが、一方で副作用に対する対策も必要となる治療です。そのため患者さまと家族そして医療スタッフとの密接な協力が不可欠です。

市立池田病院の外来化学療法センターについて

1. 安全性はどのように守られていますか?

治療方法の選択:
個々の疾患に対する現在の標準的治療であること及び治療効果・副作用等について、当院の「化学療法レジメン審査会」の承認をうけた治療法(レジメン*)のみ実施しています。
*レジメンとは各疾患・各療法毎の抗がん剤治療の処方メニュ-です。

 

治療の安全性:
各治療・各患者ごとに専任薬剤師がレジメン監査を行い、副作用については、医師・薬剤師・看護師のチームによる管理を行っています。

 

患者確認:
バ-コ-ドシステムにてリストバンドによる患者確認を行っています。

2. 入院より辛いということはありませんか?

リクライニングシートやベッドでの治療となりますので、ご心配は無用です。室内にトイレも完備しており、大きな窓で明るく、BGM(音楽)もかかっておりリラックスできる空間となっております。
室内には、池田在住の画家である一井佳苗さんの絵が飾られ、癒しのひとつになってます。

3. 化学療法の副作用が心配ですが?

吐き気・脱毛・倦怠感などレジメンにより副作用は様々ですが、患者さまが我慢する事のないよう、事前のオリエンテ-ションや毎回治療日に、医師・薬剤師・看護師による症状確認を行い、患者さま個々の症状に合わせた副作用緩和を実施しております。
少しでも快適な日常生活を送りながら治療を行うことが大切ですので、ご自宅での様子を把握するための「からだの日記」*を活用し、患者及び家族と医療スタッフとの情報の共有に役立てています。 
*「からだの日記」:毎日の体調の変化を記入していただく冊子です.緊急受診時の方法・情報の伝え方も記載しています

4. 治療を受けながら家事や仕事ができますか?

はい、できます。
センタ-をご利用の多くの患者さまが家事やお仕事をされながら治療を続けていますが、患者さまの状態やレジメンによっては、その量や程度を少し工夫することも必要となります。可能な限り今までの日常生活を送れるよう支援しています。

5. 治療の日はどれくらいの時間がかかるのですか?

センタ-は予約制ですが、安全な治療を行うために、血液検査・医師の診察を受けた後に治療が決定されますので待ち時間が発生することがあります。
治療時間は個々のレジメンで異なり、1時間で終わる治療から7時間以上かかる治療まで様々です。またスケジュ-ルも毎日の注射から週1回または月1回の治療まで様々です。

6. 外来だと相談する時間や相手がいないのでは?

治療中は、専任看護師・専任薬剤師が個々の患者さまに対応させていただいております。ご遠慮なくご相談ください。

7. 治療中の付き添いはできますか?

治療患者さま以外の入室はご遠慮いただいております。
化学療法の患者さまには、身体の抵抗力が弱っている方もおられ、感染防止のために入室を制限しております。治療後患者さまの体調によって、送り迎えが必要な方もおられますが、一人で治療を受けて帰られる方が殆どです。治療中は専任看護師が常駐しておりますのでご心配なことがあればお申し出ください。

薬剤師

レジメンの整備:
副作用緩和のための支持療法を含めた処方設計

 

施行レジメンの監査:
患者さまの身長・体重に合わせた用量監査及び検査デ-タ・併用薬・アレルギ-等の確認

 

抗がん剤(注射薬)の無菌調製:
治療当日に、個々の患者さま毎に無菌的に混合調製
治療当日は、レジメン内容・副作用について、患者さま個々に担当薬剤師が説明にお伺いし、ご相談に応じます。

看護師

事前のオリエンテ-ション:
センタ-の利用方法について事前に説明し、これまでの治療で困ったことなどの相談や今後の生活上のアドバイスをいたします。

治療日の治療の管理:
安全・安心な治療となるよう、治療中の患者さまの症状確認及び点滴の確認を行います。

 

副作用対策・生活上の相談:
レジメンごとの対応策や、患者さまやご家族の療養上の相談に応じます。

医療者間との連携:
医師や薬剤師、口腔ケアセンター以外にも臨床検査技師、病棟看護師、地域医療連携部、医事担当との連携を図り、患者さまがより快適に療養できるよう検討しています。

口腔ケアセンター

がん治療を受ける方へは、事前に口腔ケアセンターの受診をお勧めしています。
歯科医師と、歯科衛生士が診察し、事前の口腔内のトラブルをチェックしたり、治療中に必要な口腔ケアの方法を個別に指導いたします。
がんの治療によって免疫力が落ちたり、副作用による口腔内のトラブルが発生しやすくなります。
口腔内のトラブルは一度起ると、食欲を低下させたり、また痛みや出血などによって生活に支障をきたします。ひどいときには化学療法を中断することにも繋がります。なによりも、予防と早期発見、早期対処が重要です。事前に、トラブルを予防することや、自分でケアをするセルフケアを習得していただくことによって、治療中や治療後の生活がより快適となることを目指しております。

臨床検査科

治療前の検査については、迅速な対応で治療実施に待ち時間がかからないシステムとしております。

緩和ケアチーム

当院でがん治療を受けておられる患者さまを対象に、痛みなどの不快な症状を和らげたり、がん治療に伴う副作用の苦痛などについて相談をうけ、主治医・担当医、担当看護師とともに、患者さまやご家族がより良く過ごせるようにサポートしています。

主な疾患

主な利用診療科

外科   大腸がん、乳がん、胃癌、すい臓がん、胆管がん 食道がん
消化器科 すい臓がん、胃癌、胆管がん、大腸がん、他
内科   肺がん、白血病、悪性リンパ腫 他
婦人科  卵巣がん、子宮がん 他
口腔外科 舌がん 他

診療実績

関連リンク

スタッフ

医師

名前 役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等
太田 博文
(おおた ひろふみ)
外科主任部長
(消化器外科)
医師
日本外科学会【専門医】【指導医】
日本消化器外科学会【専門医】【指導医】
日本大腸肛門病学会【専門医】【指導医】
日本がん治療認定医機構【がん治療認定医】
近畿外科学会評議員
緩和ケア研修修了済

専任看護師

名前 役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等
谷口 ひとみ
(たにぐち ひとみ
主任看護師 がん化学療法
東 かおり
(あずま かおり)
看護師 がん化学療法 がん化学療法看護認定看護師

医療チーム

  • 当院のがん治療
  • 不整脈治療(アブレーション)
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