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宗教上の理由で輸血を拒否される患者さまに対して、そのことが理由での診療拒否は致しません。しかし、『輸血を行わなければ生命に危険が及ぶ』と判断された場合は、医師の倫理に基づき輸血を実施する相対的無輸血（※１）を適用します。相対的無輸血の説明を受けた上で当院での治療を選択された場合、輸血の同意・署名が得られなくとも、輸血が生命の維持に必要になった時には、輸血を実施させていただきます。
救急搬送された場合や予期しない急変の場合など輸血が救命に必要な時には相対的無輸血の原則に従って輸血をさせていただきます。
※1：相対的無輸血
ご本人の意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、輸血以外に救命手段がない事態に至った時には輸血を行うという立場・考え方
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