皮膚・排泄ケア認定看護師
私は、排泄やキズ(創傷)に関するケアが専門領域になります。
排泄やキズ(創傷)の処置やケア方法は、日常生活の質(QOL)に大きな影響をおよぼすため、常日頃から患者や家族とともにケア方法を考えるようにしています。特に人工肛門や人工膀胱(ストーマケア)のケアは、基本的なスキンケアの習得とともに個々の生活や生活習慣を重視してケアプランを提供しています。
また床ずれ(褥瘡)のケアでは、動きの低下が発生要因となるため除圧対策にキネステティクを応用した小さな体位変換や固めないポジショニングを取入れ、現場でスタッフが実践できるよう取組んでいます。
*2020年に「局所陰圧閉鎖療法」「血流のない壊死組織の除去」の特定行為研修を修了しました。
医師と共に術後の創部管理や褥瘡の処置方法を検討し実施させて頂いています。
ストーマケア(人工肛門や人工膀胱のケア)
“ストーマ保有者やその家族が少しでも安心して生活できる事”を目標に活動しています。
病棟と外来間の情報共有を目的に、週1回ストーマカンファレンスを実施しています。
ストーマ外来では、退院された患者を対象にセルフケア指導を継続しています。
褥瘡(床ずれ)ケア
褥瘡対策チームと協働し予防対策や治癒促進に力を注いでおります。
創傷ケア
術後の創部の処置方法や管理方法を医師や看護師と検討し実施させて頂いています。
私は皮膚・排泄ケア特定認定看護師としてWound=創傷(きず)、Ostomy=ストーマ(人工肛門・人工膀胱)、Continence=失禁(尿や便の漏れ)のケアを行う活動しています。創傷・ストーマ・失禁が見られる患者さまの予防、改善に向けたケアの実践・立案を行っております。また特定行為としては、創傷ケア(局所陰圧閉鎖療法・慢性創傷のデブリードマン)を開始いたしました。
創傷(きず)や排泄で困っている事があると日常生活に大きく影響を与えます。私はそのような患者さまが笑顔で過ごすことができるように最善の方法や困り事が解決できるよう一緒に考えながら日々取り組んでおります。
ストーマケア
病棟でのストーマカンファレンス
病棟スタッフへのケアの同行と相談
創傷ケア
NPWT(局所陰圧閉鎖療法)の実践
術後の創傷管理について、医師と協働し創傷管理方法について検討
スタッフと共に褥瘡へのケアの実践
失禁ケア
大腸の手術後の失禁・失禁ケアの相談
オムツの装着をスタッフと共に実践
失禁関連皮膚炎予防のためのケア
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