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診療のご案内

泌尿器科

理念・方針

泌尿器科疾患ほぼ全てに対応できる体制となっています。

 当科は平成4年7月に開設され、現在は小児から高齢者に至るまで泌尿器科疾患全般に対応できる体制となっています。 病状を十分ご理解いただいたうえでひとりひとりの患者さまにふさわしい治療方針をお示しし、診療を進めるよう心がけております。
 質の高い診療を行うことにより地域医療に貢献したいとスタッフ一同考えております。

泌尿器科主任部長 井上 均

井上 均

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診療内容・特徴

地域の中核病院として小児の先天性疾患から悪性疾患に至るまで泌尿器科疾患全般に対応できる体制になっています。 大阪府がん診療連携拠点病院に指定されており、悪性疾患症例の比率が高く、十分なインフォームド・コンセントのもと病期に応じた治療を行っています。 平成15年度より池田市での前立腺癌検診の開始とともに前立腺癌二次検診センターを開設し、迅速かつ正確な診断・治療を行っています。 また尿路結石症に対する体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を原則として外来診療として行っています。 すべての医師が病状・病態を把握できるよう術前カンファレンス・画像カンファレンス・病理カンファレンス・入院患者早朝カンファレンスなどを行っています。 十分に病状を説明し、患者さまにとって最適な治療法を提示・提供することを心がけています。 他施設での治療を希望される方には積極的に診療情報を提供し、紹介を行っています。

腎がん

診断は超音波検査・CT・MRIなどで行い、手術が必要な場合は3DCTなどにて血管評価を行います。外科的摘除が治療の主軸ですが、術式は腫瘍の大きさ・位置・形態などにより決定しています。腹腔鏡手術を第一選択とし、比較的大きな腫瘍の場合は根治的腎摘除術を、直径4cm以下の小径腫瘍は後腹膜鏡下腎部分切除術を主に行っています。また再発・転移例に対しては分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤による治療などを行っています。

腎盂尿管がん

診断は尿細胞診・逆行性腎盂造影・CT・MRIなどで行っています。治療は腎臓を体腔鏡下に切除した後、下腹部小切開をおき腎尿管を一塊に摘除する後腹膜鏡下腎尿管摘除術を第一選択としています。局所進行がんや再発・転移がんに対してはGC(ゲムシタビン・シスプラチン)療法などの抗がん剤治療を行っています。

膀胱がん

診断は尿細胞診・膀胱鏡検査・CT・MRIなどで行います。経尿道的腫瘍切除術を施行し、組織学的異型度・深達度など病理組織診断を行います。術直後のピラルピジンなどの膀胱内注入療法を行うことがあります。表在性膀胱がんは経尿道的手術にて完全切除したのち、定期的に外来通院をしていただいています。また上皮内がんに対しては治療や再発予防目的にBCGなどの膀胱注入療法を行っています。画像診断や病理組織診断で浸潤性膀胱がんと診断された場合には膀胱全摘除術・尿路変向を行っています。鏡視下膀胱全摘除術を2018年より開始しております。尿路変向術は尿管皮膚瘻・回腸導管・回腸新膀胱造設術(代用膀胱)のいずれかを年齢・病状などにより選択します。術前術後補助療法が必要な局所進行がんや再発・転移がんはGC(ゲムシタビン・シスプラチン)療法などの抗がん剤治療を行っています。

前立腺がん

PSA検査にて異常を認めた場合、直腸診・超音波検査・MRIによる検討を行います。確定診断には前立腺生検術(組織検査)が必要となります。当院では造影MRI・拡散強調像による正確な画像診断と系統的経直腸前立腺生検術(原則として1泊2日)による確実な診断を行っています。治療法は多岐にわたっており、臨床病期・年齢・ライフスタイルも考慮し、最良と考える治療法を患者さまとともに決定しています。当院では手術療法・放射線療法(IMRT(強度変調放射線治療)または三次元原体照射)、内分泌療法などの単独あるいは併用療法を行っております。最近では無治療経過観察を選択する患者さまが増えています。手術療法は主に腹腔鏡下前立腺全摘除術を行っています。粒子線治療を選択した場合は他院に放射線治療のみを依頼する形をとっています。また内分泌療法抵抗性の前立腺癌に対してはアビラテロンやエンザルタミド、あるいはドセタキセルやカバジタキセルによる抗がん剤治療を行っています。

前立腺肥大症

超音波検査によって前立腺の大きさ・残尿量を測定し、尿流測定により排尿状態を評価して重症度を判定します。膀胱尿道鏡検査を施行することもあります。治療が必要な場合にはαブロッカーなどの薬物療法あるいは手術療法(経尿道的前立腺手術)を選択します。前立腺肥大症は良性疾患ですので、手術療法の選択とそのタイミングは患者さまの意思に基づき決定します。

尿路結石症

診断はレントゲン検査・超音波検査・CTなどによって行っています。自然排石を期待できない結石に対し治療を行っています。多くの結石に対しては体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を行い、安定した治療効果を得ています。これは、外来診療の一環として無麻酔で施行することも可能です。ホルミウム・ヤグレーザーなどを用いた経尿道的尿管砕石術(TUL)・経皮的腎砕石術(PNL)なども行っています。

その他の疾患

副腎腫瘍・精巣腫瘍などの疾患に対する手術も行っています。
小児疾患では停留精巣・陰嚢水腫・包茎などの手術を行っています。

当院での鏡視下(腹腔鏡または後膀胱鏡)手術

鏡視下手術とは小さな傷(0.5-2cm)を3-5ヵ所おき、内視鏡や手術操作器具を使用して行う治療法です。術後疼痛も少なく、早期離床・早期退院といった低侵襲手術を目指す目的で鏡視下手術が様々な分野で行われています。最近は手術手技が安定し、周辺機器の開発・改良によりさらに安全かつ確実な治療法となっています。
当院には泌尿器腹腔鏡技術認定医が在職しており、多岐にわたる疾患で腹腔鏡手術が可能となっています。以下の手術術式が代表的なものです。
1. 副腎腫瘍: 腹腔鏡下副腎摘除術
2. 腎腫瘍: 後腹膜鏡下または腹腔鏡下腎摘除術・後腹膜鏡下腎部分切除術
3. 腎盂尿管腫瘍: 後腹膜鏡下腎尿管全摘除術
4. 前立腺癌: 腹腔鏡下前立腺全摘除術

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治療実績

入院患者数635名、手術件数581件、ESWL127件
★腎癌:2017年度後腹膜鏡下(または腹腔鏡下)腎摘除術16件・後腹膜鏡下部分切除術7件・開腹腎摘除術2件。
★腎盂尿管癌:2017年度後腹膜鏡下腎尿管摘除術4件・開腹術0件。
★膀胱癌:2017年度膀胱全摘除術3件・経尿道的腫瘍切除術122件。 
★前立腺癌:2017年度前立腺癌治療法は腹腔鏡下前立腺全摘出術7件。
★腎尿管結石:経尿道的腎尿管砕石術55件 経皮的腎砕石術10件 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)127件
★前立腺肥大症:経尿道的前立腺手術25件

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施設認定

日本泌尿器科学会認定専門医教育施設

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関連

外部リンク

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診察日

当科は1992年7月に開設され、現在は井上主任部長、芝副部長、林医長、大島主任医員、弓場医員、館専攻医の6人で診療を行っております。しばらくの間 原前主任部長も外来診療などを行います。また大阪大学医学部附属病院と連携をとり、火曜日に永原医師が外来診療を担当しております。

午前

大島
交替制
井上
氏家
交替制

弓場
井上
金城
大島
弓場
午後

大島
 
井上
 
 

弓場
 
井上
 
 
大島
弓場
 

*学会や出張等により担当医が休診または代診となる場合もありますことをご了承下さい。

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スタッフ

名前
(ふりがな)
役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等  
井上 均
(いのうえ ひとし)
主任部長 泌尿器科一般
前立腺がん
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医
緩和ケア研修修了済
井上 均
芝 政宏
(しば まさひろ)
部長 泌尿器科一般
泌尿器がん
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会認定医
DaVinciワークシステム認定医
緩和ケア研修修了
金城 孝則
(きんじょう たかのり)
主任医員 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会専門医
日本泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器科領域)
泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医
緩和ケア研修修了済
大島 純平
(おおしま じゅんぺい)
主任医員 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会専門医
緩和ケア研修修了済
弓場 覚
(ゆみば さとる)
主任医員 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会
緩和ケア研修修了済
館 彩加
(たち あやか)
専攻医 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会
緩和ケア研修修了済