トップ > 診療のご案内 > 診療科 > 泌尿器科

診療のご案内

泌尿器科

理念・方針

泌尿器科疾患ほぼ全てに対応できる体制となっています。

当科は平成4年7月に開設され、現在は小児の先天性疾患から悪性腫瘍に至るまで、泌尿器科疾患全てに対応できる体制となっています。高齢化が進む中、泌尿器科医が果たす役割も徐々に大きくなりつつあり、今後ますます地域医療に役立てればとスタッフ一同考えております。

泌尿器科主任部長 原 恒男

原 恒男

ページの先頭へ

診療内容・特徴

現在、小児の先天性疾患から悪性腫瘍に至るまで、泌尿器科疾患のほとんどに対応できる体制となっています。入院患者様の中では特に悪性腫瘍の占める割合が多いようです。特殊外来の結石外来では尿路結石症の再発予防に積極的に取り組んでいます。前立腺外来では前立腺癌の患者様の診断、治療を主に行っていますが、前立腺肥大症の診察も行っています。また、池田市で平成15年度より開始した前立腺癌検診に合わせて、前立腺癌二次検診センターを開設し多くの方の二次検診および治療を行っております。

尿路結石症

結石治療に関しては、結石治療センターの開設とともに最新鋭の破砕能力に優れたESWL(Storz SLX)が導入されました。このESWLは麻酔なしの治療が可能であり、患者様は治療ベッドに寝ているだけで、約40-50分間ぐらいで治療を終えることができ、疼痛は軽度で済みます。結石への焦点合わせはX線または超音波で行うことができ、リアルタイムに結石の破砕状況をドクターが確認できます。 平成16年より機種をStorz SLX-MXにバージョンアップし治療効果については平成16年度までの約1500人の治療では平均治療回数が約1.7回となっています。現在、当院での結石に対する治療はこのESWLが中心となり、腎・尿管のほとんどの結石に対応することができますが、ESWL単独での砕石が不可能と思われる場合は内視鏡下での砕石も行うことができ、ほとんどの尿路結石が開腹手術を行わずに治療が可能となりました。
また当科では結石の再発予防にも力を入れており、尿路結石症の原因疾患の一つである原発性副甲状腺機能亢進症も当科にて手術を行っているのが特徴の一つです。

腎癌

腎癌に対しては手術治療が中心となります。大きくない腎癌であれば、おなかを大きく切らずに術後も楽な体腔鏡下腎摘出術や腎機能を温存できる腎部分切除術を積極的に行っています。
転移のある進行癌や再発症例では薬物療法としてインターフェロン療法や最近では分子標的薬療法も導入しています。

膀胱癌

表在性と呼ばれる根の浅い早期癌は内視鏡手術で根治できる場合が多いのですが、進行癌の場合の多くは膀胱全摘出手術が必要です。
この場合、尿路変向も必要となりますが、条件が揃えば回腸を用いて代用膀胱造設し、今まで通り尿道からの排尿を可能とするQOLのよい手術方法も導入しています。
また一部の進行癌では抗癌剤による化学療法と放射線療法の組み合わせによる膀胱温存の試みも行っています。

前立腺癌

生活様式が欧米化するのに伴い、前立腺癌の患者様が急増しており、早期発見に努めております。最近の当院での前立腺生検は超音波検査、MRIを利用し直腸診だけでは診断できない早期前立腺癌の診断に力を入れています。 進行前立腺癌に対しては内分泌療法が中心となりますが、内分泌療法が効かなくなった場合は抗癌剤治療などを行っています。治療法では根治性の期待できる早期前立腺癌に対しては前立腺全摘除術や放射線療法などを行っております。
放射線療法のうち通常の外照射は当院で行っていますが強度変調放射線療法(IMRT)と呼ばれる外照射や小線源療法とも呼ばれる内照射は他院での治療となります。

腎移植

2002年より大阪大学泌尿器科の腎移植グループの応援により生体腎移植を開始しました。現在までに31例の生体腎移植を行っております。当院の腎臓内科スタッフと協力体制を築き、術前術後のきめ細やかな管理を行っております。

腹腔鏡下手術

最新の治療としてはスタッフの豊富な経験もあることより、早くから体腔鏡下手術を行っており、副腎摘除術、腎摘除術、腎尿管全摘除術、腎盂形成術などの手術に導入しています。腎癌、腎盂尿管癌、副腎腫瘍の多くの症例に腹腔鏡下手術を行っています。また、生体腎移植手術のドナーの腎摘出術にも腹腔鏡下手術を行い、可能な限り、低侵襲の手術に努めています。

ページの先頭へ

主な疾患

腎癌・腎盂尿管癌・膀胱癌・前立腺癌・精巣腫瘍など泌尿器悪性腫瘍
副腎腫瘍・前立腺肥大症・過活動膀胱・尿路結石症など

ページの先頭へ

診療実績

池田市において前立腺癌検診が開始された2003年以降、前立腺癌治療を積極的に行っています。
2008年は101人、2009年は95人、2010年は101人が新たに前立腺癌が診断されています。

腎癌

2005年12月までの78例では5年生存率は83.1%、疾患特異的5年生存率は84.8%、StageIは97.2%、StageIIは100%、StageIII66.7%、StageIV31.3%

グラフ1(腎癌)

膀胱癌

2005年12月までの245例では5年生存率は83%、疾患特異的5年生存率は90.3%、
pT1以下のTUR症例では5年生存率は87%、疾患特異的5年生存率は92.1%、
pT2以上で膀胱全摘除術症例では5年生存率は87%

グラフ2(膀胱癌)

前立腺癌

2005年12月までの539例では5年生存率は83%、疾患特異的5年生存率は92.2%、
前立腺全摘除術症例では5年生存率は95.8%、疾患特異的5年生存率は99.3%

グラフ3-1(前立腺癌全摘)

グラフ3-2(前立腺癌病期別)

ページの先頭へ

施設認定

日本泌尿器科学会認定専門医教育施設
日本腎臓学会認定専門医教育施設

ページの先頭へ

関連

内部リンク
外部リンク

ページの先頭へ

診察日

当科は1993年7月に開設され、現在は原主任部長、西村部長、井上副部長、小森副部長、福田医員、石津谷医員の6人で診療を行っております。外来診察は月・火・木曜日が2診制で水・金曜日は3診制で行っております。
特殊外来として予約制で前立腺外来を開いています。また大阪大学医学部附属病院と
連携をとり、火曜日に野々村医師、金曜日に蔦原医師が外来診療を担当しております。

午前1診西村野々村西村
2診小森井上福田小森井上
3診交代制交代制交代制蔦原
午後1診西村西村
2診小森井上小森井上

ページの先頭へ

スタッフ

名前
(ふりがな)
役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等  
原 恒男
(はら つねお)
主任部長 泌尿器科一般 [資格・認定・所属学会等]
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
原 恒男
西村 健作
(にしむら けんさく)
部長 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科技術認定医
井上 均
(いのうえ ひとし)
副部長 泌尿器科一般
前立腺癌
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医
井上 均
小森 和彦
(こもり かずひこ)
副部長 泌尿器科一般
男性不妊・性機能
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本医師会認定産業医
福田 聡子
(ふくだ さとこ)
医員 泌尿器科一般
野々村 祝夫
(ののむら のりお)
非常勤医員 日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医
泌尿器腹腔鏡技術認定医