トップ > 診療のご案内 > 診療科 > 腎臓内科

診療のご案内

腎臓内科

理念・方針

池田市だけでなく、近隣の川西市,宝塚市,箕面市などを含めた地域において、他診療科とも協力しつつ腎疾患診断治療の総合センターとして機能することを目標としています。




内科(腎臓内科) 主任部長 梶原 信之

梶原 信之

ページの先頭へ

診察内容・特徴

健康診断での検尿異常者の精密検査から、慢性腎臓病(CKD),慢性腎炎症候群(慢性糸球体腎炎),ネフローゼ症候群,保存期慢性腎不全,急性腎障害(AKD)・急性腎不全などの各種腎疾患の診断・治療を行っています。また、日本腎臓学会研修施設の認定も受けています。人工透析センターがあり、入院患者さんの臨時の血液透析にも対応しています。

ページの先頭へ

主な疾患

慢性腎臓病(CKD),慢性腎炎症候群(IgA腎症など),ネフローゼ症候群(微小変化群,膜性腎症など),糖尿病性腎症,保存期慢性腎不全,急性腎障害(急性腎不全),尿路感染症(急性腎盂腎炎など)を主に診療しています。

ページの先頭へ

診療実績

腎生検の施行件数は、平成25年:20件,平成26年:16件,平成27年:26件,平成28年:18件,平成29年:19件となっています。血液透析関連の診療実績は人工透析センターのページを参照して下さい。

ページの先頭へ

施設認定等

日本腎臓学会研修施設

ページの先頭へ

医療機関の先生方へ

患者さんをご紹介いただく場合には、地域医療連携室を通して梶原信之,林和幸の外来予約を取っていただくようお願いします。
市立豊中病院などと協力して年1回「北摂腎疾患座談会」を開催しています。ぜひご参加下さい。

ページの先頭へ

関連リンク

ページの先頭へ

診察日

午前

藤本
梶原

加藤
 
午後
 
梶原
 
梶原

紹介状をお持ちでなく当院内科系診療科を初診として受診される場合、原則として総合内科外来での診療となっています。
紹介状をお持ちの場合は、原則として内科初診外来当番医の診療となっています。
いずれの場合も、必要な場合には後日の専門医の外来に引き継がせていただいています。

ページの先頭へ

スタッフ

医師
名前
(ふりがな)
役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等  
梶原 信之
(かじわら のぶゆき)
内科(腎臓内科) 主任部長 腎疾患 資格・認定:
日本内科学会総合内科専門医,
日本腎臓学会指導医,
日本透析医学会専門医,
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医,総合診療専門研修指導医,
兵庫医科大学臨床教育教授
梶原 信之
林 和幸
(はやし かずゆき)
内科(腎臓内科)部長
兼 人工透析センター室長
腎疾患・糖尿病 資格・認定:
日本内科学会総合内科専門医,
日本腎臓学会専門医,
日本透析医学会専門医,
日本糖尿病学会専門医,
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医,
日本医師会認定産業医

ページの先頭へ

医療チーム

人工透析センター,内科系各診療科,泌尿器科などと密接な連携を取っています。腎生検は中央手術室で行っています。血液透析のための内シャント手術は形成外科に依頼しています。

ページの先頭へ

連携医療機関の紹介

連携している慢性維持透析施設については、人工透析センターのページを参照して下さい。

主な研究実績

○日本の中規模急性期病院を紹介状なしで受診した初診患者:観察研究

Kajiwara N, Hayashi K, Misago M, Murakami S, Ueoka T.First-visit patients without a referral to the Department of Internal Medicine at a medium-sized acute care hospital in Japan: an observational study. Int J Gen Med 2017; 10: 335-345
論文の日本語訳はこちら 
梶原信之は2012年4月から2016年3月まで市立池田病院で週1回「総合内科外来」を担当しました。紹介状を持たずに内科診療を希望して市立池田病院を受診された患者さんを診させて頂く外来です。(梶原は担当を外れましたが、今も同様の外来は続いています。通常の医療費に加えて「選定療養費」2160円が余分にかかります。)4年間で765人の患者さんを診ました。それらの患者さんの受診理由などをまとめて論文にしました。開業医さんで診療を受けたのにご自身の判断で紹介状を持たずに市立池田病院を受診される患者さんが一定数おられます。そのような患者さんは210人(27.5%)でした。そのうち咳を訴えて受診された患者さんの64.7%(22/34),発熱の72.0%(18/25)に前医で抗菌薬(抗生物質)が処方されていました。咳や発熱がある場合に細菌感染症が原因で抗菌薬が必要な場合は割と少ないと思います。患者さんからの「抗生物質を出して下さい。」という希望で処方されていることも多そうです。必要のない抗菌薬処方は副作用など色々な問題につながります。薬剤耐性(AMR)対策として皆で考えてゆくべき問題だと思っています。(2018/7/15)


○糸球体足細胞のオートファジー障害が糖尿病性腎症での蛋白尿を増やす。

Tagawa A, Yasuda M, Kume S, Yamahara K, Nakazawa J, Chin-Kanasaki M, Araki H, Araki S, Koya D, Asanuma K, Kim EH, Haneda M, Kajiwara N, Hayashi K, Ohashi H, Ugi S, Maegawa H, Uzu T. Impaired podocyte autophagy exacerbates proteinuria in diabetic nephropathy.Diabetes 2016; 65: 755-767
糖尿病性腎症におけるオートファジー障害の役割についての滋賀医科大学内科学講座糖尿病内分泌・腎臓内科での研究に当科も協力しました。2016年末のオートファジー研究での大隅良典先生のノーベル賞受賞にわずかながらも貢献できたのではないかと勝手に思っています。(2018/7/15)


○Collagenofibrotic glomerulopathyの兄弟例:症例報告

Aoki T, Hayashi K, Morinaga T, Tomida H, Hishida M, Yamamoto S, Kajiwara N, Tamai H.Two brothers with collagenofibrotic glomerulopathy.CEN Case Rep2015; 4: 85-89.
まれな遺伝性腎疾患であるcollagenofibrotic glomerulopathyの日本で初めての兄弟例でお兄さんの方を林和幸が担当させていただいたので、安城更生病院との共著で症例報告論文にさせていただきました。


○池田市学校園検尿のシステム再構築:スクリーニング調査

Kajiwara N, Hayashi K, Fukui T, Yamamoto S, Senzaki K, Murakami S, Kitamura T, Ueoka T, Inoue M, Hayashi S, Sakamoto K, Yoshimoto M, Asano S, Maki I. Restructuring the Ikeda City school urinary screening system: report of a screening survey. Asia Pacific Family Medicine2013, 12: 6.
論文の日本語訳はこちら 
池田市医師会の井上幹人会長(当時),池田市教育委員会,池田市立学校園の養護教諭の先生方,市立池田病院で協力して、池田市立の幼稚園,小学校,中学校の学校園検尿のシステムを2012年度から改善しました。具体的には、大阪府立学校のシステムに準じて2次検尿に尿蛋白/クレアチニン比を導入して、尿蛋白/クレアチニン比が0.2g/gCr以上(現在は0.15g/gCr以上)の子供さんを市立池田病院の小児科または腎臓内科を受診していただくように勧奨することにしました。そのシステムと2012年度の結果とを論文にしました。現在もこのシステムの運用は続いています。(2018/7/15)